ライブ遠征のデメリット

アクティブに活動できるライブ遠征ですが、デメリットもいくつかあります。
私が実際に感じているイマイチな項目を以下にご紹介します。

好きなアーティストのライブを見たい気持ちが勝つか、デメリットに負けて断念するか、悩まないときはないと言っていいでしょう。
そのときの状況やライブの内容、評判などで結果は左右されます。

でも、実際にご自身で体験していいところも悪いところも実感するのがいちばんですよ。
それを強くおすすめします。

その前提で、以下を参考にしてみてください。

お金がかかる

遠方まで出かけて泊まりがけでライブを観るのですから、お金がかかるのは仕方ないことです。
チケット代、交通費、宿泊費、飲食代、遊び代、おみやげなどなど。
チケット代以外は節約する術があるとはいえ、限りがあります。
軽く1万円は飛んでいきます。

しかし、お金がかかる趣味はライブ遠征だけではありません。
道具を揃える必要があるゴルフもそうですし、旅費が大きい海外旅行も。
私はその代わりにライブ遠征なのだ、と考えることにしています。

時間を費やす

地元である1回2時間のライブに行くなら、移動時間を入れても多く見積もってせいぜい6~7時間でしょう。
遠征して宿泊するとなると、一泊二日まるまるかかるときもあります。
日帰り遠征だとしても半日~1日仕事になります。

シビアに考えると人間にとっていちばん大切なものは時間。
経験を重ねて40代にもなってくると、時間の貴重さが身にしみてわかってきます。

それを引き換えにしてまで観に行く価値があるのか。
まして地元で一度観たライブなら、追っかけして時間とお金を費やして行くだけの意味があるのか。

ほとんどの人はここで遠征を諦めます。
自分にとって音楽が占める割合がどのくらいのものか。
個人差が出る項目です。

一人は寂しい

遠征友達がいてずっと一緒なら別ですが、通常はライブ遠征の行動は一人です。
単独での行動に抵抗があるかどうか。
これも個人差が出るところです。

列車の切符やライブのチケットも自分で取らねばなりません。
ホテルの予約もそうです。

一人でお店に入ってご飯を食べるのが苦ではないか。
グループでわいわいやってる隣で平然としていられるか。

また、旅先で予期せぬトラブルがあっても自分で解決できるか。

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私は単独行動は平気で、どちらかと言うと一人の方が気楽でいいというタイプです。
マイペースで移動できるし、ご飯もゆっくり食べられます。

予期せぬトラブルとしては、帰りの夜行バスに乗り遅れたことがあります。
そのときはネットカフェが多い場所に移動して、空いている店を探して朝まで過ごしました。
大雪でバスが運休したときも、お世話になったのはネットカフェ。

まあ、なんとかなるものです。
わからないことは人に聞けばいいのですから。
40代ともなればだいぶ図太くなっています。

最近はお一人様で動く人も増えてきて、肩身が狭い思いをすることも減ってきました。
また、これはファン友達や遠征仲間を作れば解決できることでもあります。

ライブが期待外れだった

好きなアーティストのライブに行くのだから可能性は低いものの、期待度が大きすぎたときはこれもありえます。

私もなんでもかんでも遠征しているわけではありません。
アーティストには悪いですが「これは行かなくてもいいな」というライブもあります。
地元であるならいくけど遠征ならしない、というパターン。

ここらへんの切り分けは、経験に基づいて判断していくしかないでしょう。

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2018年10月に沢田研二さんの公演中止の一件がありました。
私が行くアーティストがそういう理由でキャンセルすることはありませんが、もし同じ場面に遭遇したら自分ならどう思うだろうと考えてみました。
遠征して観に来たライブが直前に中止になったら・・・。

観られないのは残念だけど、理解できるのではないかな。
信頼しているアーティストが下した結論を尊重すると思います。
もう遠征はやめよう、とはならないでしょう。私は。
中止が5回も6回も続けば別ですが。